いま、とあるBS番組をみていて、
びっくりしたので、書きます。

それは料理番組で、3人の料理家が
あるテーマにそって料理を作りましょう。

というものでした。

テーマは、『おもたせ

はぁ~??

みなさん、おもたせって何か、
ご存知ですか?

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手土産と、おもたせは、違う!

日本語がここまで湾曲して
使われてるのか、と思うと悲しくなりますが。

通常、知人宅などへ訪問するとき、
先様へ手土産を持参することがありますよね。

それを、先様が敬意をこめて、
呼ぶのが、「おもたせ」
です。

【正しい例文】
おもたせのケーキで、失礼ですが

なんていいながら、
いただいたケーキを出したりします。

けっして、自分から「おもたせ料理作ろう!」
なんて言うものじゃありません。

は、恥ずかしい~ (^∇^;)

私が見た料理番組中では、
平気でこの料理家さんたち、
自分で言ってるわけです、

「おもたせ料理にぴったり!」

とか。。。

これを読んでくれてるあなたは、
絶対こんな恥ずかしい使い方しないでくださいね!

【間違った使用例】
「これ、おもたせですが」

あり得ませんから。

しかも、ナレーターまで言っています、
「おもたせにぴったりです」
って。

これ、ナレーション読むの、イヤだった
ろうなぁ、ナレーターの方。

だって、アナウンス学校で
徹底的にやりますからね、
敬語と謙譲語。

間違った使い方してるとわかってて
やる仕事って、つらいだろうなぁ、と。

自分の手土産を、おもたせという。

まるで会社で取引先から
電話がかかってきて、社長が在席か
聞かれたときに、

「うちの社長さんは、
 お出かけしています」

と言ってしまっているのと同じです。

こう比較すると、いかに変な日本語を
使ってしまっているか、
よくわかりますよね。

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謙譲語と尊敬語がみだれている

でも、この番組の責任者や、
登場している人だけが悪いわけではなく。

ちゃんとした使い方を教えていない
私たち大人にも責任があるかもしれません。

(といっても、登場している3人の料理家さんたち、
 30~50代くらいだとは思いますが) (;・∀・)

「おもたせ」というのは、
相手が自分の手土産のことを、
尊敬をこめて呼ぶわけです。

「おもたせ」は、尊敬語にあたります。

同じように、尊敬語と謙譲語を
間違って使っている人が、
いまメディアとかでも増えていますね。

最たる例は、

「うちのお母さんが」

っていう表現。

違いますよね、何か(;・∀・)

「お母さん」っていうのは、
自分の母親へ向かってとか。

相手のお母さんへ向かって、
尊敬の意味をこめて使う言葉ですね。

第3者に向かって自分の母親の
ことを言うときは、

「うちの母が」

といいます。

とはいっても、もしかしたら。

私はすごく自分の母親を尊敬してるから、
誰に対しても「お母さん」って使うもん!
o(≧Д≦)o

っていう方、いらっしゃるかもしれないですね。

モテたいなら、謙譲語を使いこなそう!

人間、何に惹かれるかって言うと、
ギャップだ、っていうのは、よく言いますよね。

普段は軽い感じだけど、
ちゃんとした言葉遣いができる

これは得点高いです!

ぜひ一度、第3者に対して、
自分の周りをひとつ、
へりくだって言ってみてください。

すると、あなたへの周りの評価が、
グンッとアップしますよ。

とくに、異性は敏感にそこら辺、
チェックしています。

ちなみに、
私の知人のYくん、27歳独身の
嫌いなタイプは、

一人称が名前の人

です。

もし名前が玲奈だったら、

「このまえ、玲奈のお母さんがね」

とか言う人、「ないわ~」だそうです。

ちゃんとした人にモテたいなら、
謙譲語を使いこなしてみてくださいね。

ちなみに、食品を手土産として
持って行くときの日本人らしい美しい表現に、

「お口汚しですが」

という言葉があります。

本や写真集なら、お目汚し、
CDやDVDならお耳汚しですね。

美しいですね、日本語!

よかったら、ご参考までに ヽ(´∀`*)ノ  

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