マーガリンなどのトランス脂肪酸が米で禁止!意外に危険なあの食品とは?

マーガリン終了!のお知らせです。

アメリカでは、食べるプラスチックとも呼ばれるトランス脂肪酸が禁止となる公算が大きくなりました。

日本では8割の家庭でトーストに塗られている(!)マーガリン。

これが禁止になるなんて日本では考えられませんが、ヨーロッパでは作っている国の方が珍しいくらいの危険な食品という認識が一般的なんです。

知らぬは日本ばかりなり、です。

でも、危険なのはマーガリンだけか?というとまったくそんなことはなく。

トランス脂肪酸という観点からはマーガリンよりも危険度が高い意外な食品があったんです!

それはショートニング?違います。

スプレッド?違います。

のちほどしっかり紹介しますので、必ず最後までお読みくださいね。

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マーガリン禁止へ、アメリカFDA発表


米食品医薬品局(FDA)は7日、食品に含まれるトランス脂肪酸が一般的に安全とは考えられないとの決定を初めて下した。従来の姿勢を大きく転換するもので、心臓発作や脳卒中の一因と疑われるトランス脂肪酸が今後使用禁止となる可能性も出て来た。
ニューヨーク市やシアトルなどの地方自治体ではトランス脂肪酸使用禁止に向けた動きが相次いでいる。近年ではマクドナルドを始め大手食品メーカーやレストランチェーンで、トランス脂肪酸を含む焼き物や冷蔵パン生地、冷凍食品などを避ける動きが相次いでいる。

出典:日本ウォールストリートジャーナル


これまでニューヨークでだけ規制されていた トランス脂肪酸が全米で禁止になるようですね。

ファーストフード大国のアメリカが本気で 国民の健康のために何かしようと思って くれてるんだとしたら、とてもいいことですね。

まぁ、別の既得権益ができたのかもしれず。

トランス脂肪酸必須業界という花から、 別の、トランスフリー業界という花に乗り換えただけなのかも。

でもそれでアメリカ国民の健康が保たれるのなら、 それは良いことだと思わないといけないでしょうか。


トランス脂肪酸って何?


それでは、アメリカで禁止されたトランス脂肪酸って、そもそも何なのでしょうか?

トランス脂肪酸とは、結合の際トランス型(対角線方向)につながっているため、その名前がつきました。

マーガリンやショートニングなどの 人工のトランス脂肪酸は、不飽和脂肪酸を多く含む 植物油の融点を上げるために行なわれる水素添加という工程でできます。

油脂を高い温度に加熱することでもトランス脂肪酸ができます。

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トランス脂肪酸の何が悪いの?



実は、私たちが食べるよりもずっと多くの コレステロールが体内で作られています。

体内で作られたコレステロールは 細胞膜の材料になります。

コレステロールの材料になるのは 脂肪酸で、トランス脂肪酸もその1つです。


突然ですが、ここである童話を思い出してほしいんです。

それは、『3匹のこぶた』

トランス脂肪酸が多い材料ということは、ワラで家を作っているようなものです。ワラのように、もろくて、崩れやすい材料が、トランス脂肪酸なんです。


トランス脂肪酸が原因とされる病気あれこれ



もろい材料で作るのですから、トランス脂肪酸がいまボケの原因ではないかと噂されているのも納得です。

トランス脂肪酸を多く摂取すると血中のLDLコレステロール濃度を 上昇させる作用が確認されています。

また、乳がんの発症リスクが増したとする 免疫学調査の結果も報告されています。

ただ、クローン病の原因であると巷で言われているようですが、病気の仕組みを解明するための明確な データはまだ揃っていない、というのが本当のところのようです。



トランス脂肪酸って何に含まれているの?



ここまで聞くと、できるだけ摂りたくない、と思うのが人情ですよね。

ここで紹介したいのが農林水産省のデータです。
数値の多いものを抜き出してみます。

まずはトランス脂肪酸と聞いてすぐに思い浮かぶマーガリンなどの油脂から。

マーガリン トランス脂肪酸

出典:農林水産省


意外に多いのがショートニングですよね。

「ショートニングなんて料理に使ったことないから、安心」と思われるお母さんも多いと思いますが。

市販されているクッキーやビスケットのほとんどに入っていると解釈していいと思います。

「日本には欧米ほどバター文化が浸透していないから大丈夫」という意見も あるようですが、私はスーパーやコンビニの 洋菓子の氾濫ぶりを見るに、とても同調できません。

そして意外な盲点だった食品がもう1つ。


市販の味付けポップコーンがもっともトランス脂肪酸が含まれている


これは注釈がついていて、『未調理の「ポップコーンの基」を試料としている』と書かれてあります。

あれですかね、アルミの簡易的なフライパン風の容器に入ってそのまま火にかけられるやつ。なるほど、製造過程で油脂が添加されていないと焦げてしまいますから、調理するまでに大量のトランス脂肪酸が発生してしまっている、ということでしょうね。


「ポップコーンは精製された小麦粉のようなグルテン食品とは違い、コーンを使っていてグルテンフリーだから、ヘルシー」と、昨今ではポップコーンがブームですよね。


でも、その耳障りの良いブームだけを取り入れて、ポップコーンの基を作ってバカ食いしていると、足元をすくわれる、というわけです。

専門店などでは トランス脂肪酸が低い油を選んでいるところも 多いみたいですから、賢く選んでいきたいですね。


でも、私みたいな田舎者のところには、ポップコーンの専門店なんて皆無。

そこで、乾燥コーンを買ってきて、自分でオリーブオイルとかでフライパンで炒ってます。これ、本当に美味しいですよ♬


トランス脂肪酸への日本の対応は?



厚生労働省は、 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」 のなかで、

「日本人のトランス脂肪酸摂取量(欧米に比較し少ない摂取量)の範囲で疾患のリスクに なるかどうかは明らかでない。しかし、日本人の中にも欧米人のトランス脂肪酸摂取量に 近い人もいる。このため日本でも工業的に生産されるトランス脂肪酸は、すべての年齢層 で、少なく摂取することが望まれる。」

と発表しています。

たしかに食品安全委員会の調査では、こんな調査結果があります。

摂取エネルギーに占める割合がアメリカ人が2.6%であったのに比べ、日本人は0.7%だった。

引用元 食品安全委員会 食品に含まれるトランス脂肪酸


この調査は1998年時点のもので、 もう15年も前のことです。

コンビニやファストフードが今ほど浸透していなかった時代ですから、 その頃よりもあがっているかもしれませんね。

自分の身体の材料は自分が選んでいる



結局、今の日本で「トランス脂肪酸を100%摂取しない生活」を送るのは難しいと思います。

それよりもなるべく「これまでのトランス脂肪酸に変えて、ほかの脂肪酸を摂取する」工夫をしてみてはどうでしょうか。

脂肪酸はバランスの問題です。

たとえば毎日トーストにマーガリンを塗って食べている人は、バター少量をうすく塗って食べるようにする、とか。

トーストが温かいうちにバターを塗るように すればうすーく塗れますし、 たまにはバターをやめてオリーブオイルと 塩こしょうで食べる、というのも一手です。ココナッツオイルは冷蔵庫に入れておくと固まるので、トーストに塗りやすくていいですよ。

我が家では以前トランス脂肪酸が少ないマーガリンを食べて あまりの不味さに捨ててしまった苦い過去があります。

現在はできるだけオリーブオイルや亜麻仁油、グレープシード油を使って、どうしても使うときは バターを少量使っています。


そしてできるだけ生魚を食べるようにしています。EPAやDHAも立派な脂肪酸で、オメガ3系ですから。マーガリンなどのオメガ6系とのバランスをとるんです。

と、オメガの話は長くなるので、またの機会にしますね。

これだけいろんな食材があふれている現代社会においては、自分の身体を作っている材料は自分が選んで口から入れている、という当たり前のことを、もっともっと意識していく必要があるのかもしれませんね。

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4 Responses to “マーガリンなどのトランス脂肪酸が米で禁止!意外に危険なあの食品とは?”

  1. 雲隠れ才蔵 より:

    24年前に妻がクローン病の診断を受け 病との戦いが始まりました。
    13年前に近所の方で旦那さんが外国医学書の翻訳編集をしている方から クローンとトランス脂肪酸と因果関係があるのではと聞き 調べたら高温で固めた植物油とのこと。  吸収されないとされていましたが 私の経験から吸収すると感じ すぐに排除へ動きました。

    食品に対する知識があまりないので 完全な排除は難しかったのですが 徐々に妻の症状も治まり 腸の切除や機能の低下で死ぬ寸前まで行きましたが 救う事が出来ました。
    ついでに私の強烈な花粉症も完治。

    私の考えは 細胞膜を作るために動物性の油が必要ですが 何らかの形で取り込まれたトランス油が材料に使われ おかしな細胞ができてしまう。 その結果それぞれの弱点部に疾病が起こる。 私は鼻粘膜は強くなく 埃っぽいとすぐにくしゃみが出て鼻水が出てしまう。

    20年間婦人病棟に出入りしましたが 入院患者の年齢がその間に80代から30代へ変化し 恐ろしさを感じていました。

    私が思うに男性に比較すると駄菓子やパンを好むので 女性の方が動物油の摂取よりトランス油などの摂取が多く 疾病の発症を上げていると思います。

    例えば 認知症然り 子宮頸がん乳がん然り・・・すべての細胞に行き渡るので すべての疾病を増加させている。

    環境ホルモンももちろん影響し 世界中の人びとの生殖能力が下がっているのも事実です。

    これは紛れもない事実で ぜひ機会あれば多くの人びとへ知らせてください。

  2. こイカ こイカ より:

    >雲隠れ才蔵さん

    はじめまして、こイカです。

    貴重なお話を有り難うございます。

    奥さまのクローン病と、才蔵さんの花粉症、ご回復されたとのこと、本当に良かったですね。

    クローン病自体が未だ未知の部分が多い病なだけに、原因の特定までは医療が追いついていないのが現状のようですが、こうしてご回復されたというお話をうかがうことで、ひと筋の光をみる気持ちがします。


    >女性の方が動物油の摂取よりトランス油などの摂取が多く疾病の発症を上げていると思います。

    本当にそうですね、私は子供たちにも同様のことがいえると思います。

    細胞の壁がオンボロなんですから、まさに万病の素です。


    スーパーに行っても、コンビニに行っても、クッキーやアイスクリーム、ポテチなどのお菓子。

    それだけではありません、お惣菜の天ぷらやフライにも大量のトランス脂肪酸が使用されています。


    そんなものを食べさせておいて、さぁ、勉強をしなさい、スポーツをしなさい、と親は言うのですから。

    車の燃料にガソリンではなくシャンプーを入れておいて、「あら、泡立った!」と驚いているようなものです。

    子供たちのやる気がでない、身体が動かないのは当たり前なんですよね。

    と、すみません、ついついご理解のある方にコメントいただけたのが嬉しくて、お礼のつもりが長くなりました。

    ブログに書くことで一人でも多くの人に、トランス脂肪酸の怖さを知っていただきたいと思っています。

    これからも頑張ります、本当に嬉しいコメント有り難うございました。

  3. Hanna より:

    ごイカさんはじめまして、うちわ、中2女子です。

    マーガリン食べないし、関係ないと思ってたらんなことなかったんですね。

    ふつーにトランス脂肪酸ってなんにでも入ってるんですか?

    プリンとロールケーキ大好きで毎日食べてるんですけど、ヤバいですかね?

    てもうちの母親は料理へたなんですよ、仕事してるし。(父親は単身赴任)

    子どもの食事のことよりも、仕事優先で。たまに作ってカレー作りおきとか。

    私も弟もほぼコンビニで好きなもの買って食べてます。

    私より弟はひどくて、ほぼ主食がポテチとレッドブルです。

    そんな親をもってしまった私はどうしたらいいですか?

    愚痴ですみません。

  4. こイカ こイカ より:

    >Hannaさん

    コメント有り難うございます。

    そうですね、マーガリン食べてないから安心!
    って思ってる人多いですが、そうでもないんですよね。

    残念ですが、コンビニやスーパーのプリンもロールケーキも、ポテチも「ヤバイ」です(^^;)

    それで、
    >そんな親をもってしまった私はどうしたらいいですか?

    への答えにもなるんですが。

    Hannaさん、中学2年生で早いかもですが、
    料理をはじめてみてはいかがですか?

    ちなみにうちも母親が働いてたんで、
    私は小学校4年から包丁握ってました。

    うちも料理ひどかったんですよ、味噌汁なんて
    粉末の出汁を作ってましたからw

    料理はじめた頃は境遇を嘆いたりしてましたが、
    今では早くはじめておいて良かった、
    って思ってます♪

    お菓子も、計量をきっちりやって、
    オーブンがあれば、意外と
    なんでも作れますよ~(*´▽`*)

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